今にも落ちてきそうな生暖かい空の下で

2003年6月16日

昨日（既に今日）は、K-1を見た後、午前9時からある必修言語に出るために、7時50分に目覚まし時計をセットして就寝。
必修言語は4回休むと単位没収、理由の無い遅刻は3回で欠席一回にカウントするというしきたりがあり、自分は既に3回サボり、2回何となく遅刻している。
所謂一つの崖っぷちってやつです。
そして、8時50分に満を持して鳴り響く目覚まし時計。
・・・何じゃこりゃ―――――――！！！？
取り合えず現実逃避して10分程まどろんでみるが、時間が戻るはずも無く、自分の首を絞めるのみ。
このままアヒャってても埒が開かないので、10分で仕度して大学に向かう。
授業が約半分終わった頃に到着し、教室に侵入。
自分の今日の侵入のテーマは、「疲れ果てたナイスミドル」。
ため息と共に戸を開け、いかにもそれらしく振舞いつつ、空いている席に着席。
それによりクラスメイトの暖かい笑い（別名嘲笑）を誘い、少し混乱した頭を冷やすことに成功。
それから始まるスィンキングタイム。
遅れた理由を必死こいて考える訳です。
うーむ、親族には既に一人死んで頂いたし（謎）、困っていらっしゃるご老人をお助け申し上げたというのもベタ過ぎる。
いっその事、すぐそこの角で食パンを咥えた転入生の女子とぶつかりましたとでも言おうかと思ったが、僅かに残された理性が凄い勢いでそれを抑制する。
そうこうしている内に授業が終わり、何の案も無いままおめおめと教師の元に進むストレイスィープな自分。
そして次の瞬間、自分は驚くべき言葉を発する。
「電車が遅れました・・・」
何　言　っ　て　る　の　！　？
電車何十分遅れましたか！？
ゴルフボール大の雹でも降って窓がカチ割れましたか！？死傷者20人？そりゃ酷い・・・
至って順調に運行してたがな！
そして、血の気が引いていく自分を前に、その教師曰く
「はい、そうですか、了解しました。」
ネ申　降　臨
いやぁ、大学ってのは自由で良いですな。
その素晴らしい校風の中にいらっしゃる教師もゴキゲンな方々ばかりですw
ビバ、事務的！！
気を良くした自分は2、3限をスルーしてジャンプ読んでましたとさ。

その後サークル活動に出席し、終了後飲み会。
みんな良い感じにぶっ飛んで、修学旅行の夜を思わせるぶっちゃけトークをし始める連中出現。いやぁ、みんな人生をエンジョイしてますね。青い春一直線ですよ。
そんな青いものに縁が無い自分は延々と泣きながら男共と酒を飲んでました。

久しぶりに後味が良く酔えたので、そんな事は気になりません。
・・・嘘です（泣）
人生って理不尽ですよね。
まあ、生きてりゃ良い事有る筈です。
めげずに頑張りましょう。